【ハンギョレ】米国による韓国大統領府の盗聴、40年以上続いた「公然の秘密」4/11
米国の情報機関が韓国の大統領府(大統領室)を盗聴・傍受してきたことは「昔からの秘密」だ。1970年代、在韓米軍撤退や韓国の人権問題などをめぐり韓国と米国が対立していたさなか、1976年10月の「ワシントン・ポスト」の報道によって、いわゆる「コリアゲート」が暴露された。朴正煕(パク・チョンヒ)大統領(当時)がパク・ドンソン氏などのロビイストを通じて米国の議員や公職者を金で買収したという衝撃的な内容だったが、情報の出所も驚くべきものだった。