豪州の観光業界、中国の団体海外旅行先から外れ打撃、地政学上の関係悪化―海外メディア
中国の「ゼロコロナ政策」の終了後も政府が認定する団体海外旅行先のリストから、オーストラリアが日本と同様に除外されたため中国人客が戻らす、豪州の観光産業が打撃を受けている、とロイター通信が報じた。豪州が外されたのは安全保障をめぐる欧米と中国の対立激化など、地政学上の関係悪化が一因とされる。中国の認証旅行先ステータス(ADS)では、団体旅行が認められる国としてタイ、インドネシア、ロシアなど約60カ国を認定している。