【文革2.0】「地雷」だらけ...「空気を読む」ようになった中国人
<「文革2.0」に入ったとされる中国は、社会を風刺するコメディアンにとっては冬の時代。生き抜くには、常に権力者の意思を臆測する「特殊能力」が求められる>《前略》
先日、北京で行われた「脱口秀(トークショー、スタンダップコメディー)」の現場で、人気コメディアンのHOUSE(本名・李昊石〔リー・ハオシー〕)が「作风优良 能打胜仗(仕事ぶりが素晴らしく 戦えば勝利する)」という人民解放軍を評した習近平国家主席の言葉を使い、野良犬の勇猛さを褒めた。