【台湾】北東部・宜蘭でアオウミガメの上陸確認 北回帰線以北では数十年ぶり=専門家
北東部・宜蘭県南澳郷の砂浜ではこのほど、アオウミガメの上陸が確認された。専門家によれば、北回帰線以北の場所におけるアオウミガメの上陸は珍しく、重要な発見だという。台湾海洋大学の程一駿名誉教授は中央社の取材に対し、昔の場合、砂浜さえあれば台湾ではどこでも上陸の痕跡を発見できたと指摘。人間活動による生息地の破壊で今、その姿を確認できるのは主に北回帰線の南に位置する離島の澎湖や南部・屏東県、東部・台東県などだと語った。