【朝鮮日報】「朝鮮の料理はとても辛いし臭い」 植民地朝鮮を観光した日本人たち【書評】
【新刊】丁致栄(チョン・チヨン)著『近代日本人のソウル・平壌・釜山観光』(社会評論アカデミー刊)「一見した京城(現在のソウル)市街の様子は実に、とても印象的だった…それは内地(日本)などではどこにも見られない山の様子だった。うっすら霧がかかる中、朝の日差しを浴びた家々はどれも白く輝いていた…まるでどこか外国のまちに来たかのような、異国的な眺めだった」ソウル観光に来た日本人が「まるで外国に来たかのよう」と記すこのおかしな文章は、1941年に小説家の新田潤が書いたものだ。