【徳川家康】「神」として崇敬され続ける 死後も皇室や祭祀が永く存続することを願って…第126代の皇位が継承
・17日最終回・大河ドラマ「どうする家康」列強諸国が一様に日本進出、あわよくば侵略をもくろんでいた江戸時代初期において、わが国が経済的にも従属せず生き残れたのは、幕末同様、奇跡に近い。フィリピンやマカオ、台湾などが植民地化されるなか、間隙を縫うように、徳川家康や後継将軍のもと、わが国は独立を保った。16世紀の宗教改革により生じた「旧教国と新教国の対立」など、ヨーロッパ情勢の激変も、家康は外交上巧みに利用する。