【中国ノンバンク】投資家は嘆き「ハイエナに食い尽くされた」消えた8兆円「共産党幹部が特権を駆使して裏で手回し」
中国では、金融機関の経営破綻を地雷の爆発になぞらえる。北京市の裁判所は5日、ノンバンク最大手「中植企業集団」(本社北京)の破産申請を受理した。中国の新年は「巨大爆雷」で明けた。これにより同集団の清算が始まるが、消失する投資家の資産は日本円換算で8兆円を超すとみられている。日本では、平成バブル末期、1990年に表面化した戦後最大の金融スキャンダル「イトマン事件」では闇に消えたカネが3000億円程度とみられるが、実にその数十倍の規模である。