【LCAC】荒波に強く岸壁不要、災害派遣で威力発揮 エアクッション型揚陸艇 米軍90隻近く運用、日本と韓国が配備
能登半島地震では、土砂崩れなどで陸路が遮断され、陸上自衛隊をはじめとした災害派遣部隊がなかなか被災地に入れない状態が続いた。そんな中で海から救助の手を差し伸べたのが、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」、そしてエアクッション型揚陸艇「LCAC(Landing Craft Air Cushion)」だ。母港である広島・呉港を出港した「おおすみ」は、京都・舞鶴基地を経由し、1月5日に石川・金沢港へと入港した。