ヘイト投稿訴訟、安田菜津紀さん二審勝訴も「現行法の限界が露呈。差別を禁じる法律が必要」2/24
フォトジャーナリストの安田菜津紀さんが、SNS上で在日コリアン2世の父と自分に差別的な「ヘイト投稿」をされたとして、投稿者の男性に195万円の損害賠償を求めた裁判の控訴審で、東京高裁(吉田徹裁判長)は2月21日、1審・東京地裁判決を支持して、男性に33万円の賠償を命じた。1審・控訴審判決いずれも、投稿は「出自に関する名誉感情の侵害(侮辱)」で違法なものだと認めたものの、原告が主張するような「差別」「差別だから違法」とは判断されなかった。