中国が月の高精度地図を公開、米NASA長官「自国領土と主張する可能性も」と懸念
中国が世界で初めて縮尺250万分の1の月の高精度な地質地図集を公開した。中国は1960~70年代に月探査を主導した米国やロシアよりスタートは遅いが、2010年以後最も積極的に月探査に乗り出している。米航空宇宙局(NASA)長官は「中国が自国領土と主張する可能性も」と懸念を示した。韓国・ハンギョレ新聞が紹介した中国国営新華社通信の記事によると、中国科学院地球科学研究所は21日、縮尺250万分の1の月地質地図集セットを中国語版と英語版で公開した。