【韓国】企業が定期預金解約して借入金返済 利下げ先送りで
【ソウル聯合ニュース】韓国で企業が高金利の長期化に耐えきれず、定期預金を解約して借入金を返済する動きが続いていることが分かった。物価高などにより利下げの開始時期が遅れていることから、このような傾向は今年上半期も続く可能性が高いとみられる。韓国銀行(中央銀行)によると、昨年末時点で銀行の貯蓄性預金(定期預金、積立定期預金、企業自由預金、貯蓄預金)のうち残高が10億ウォン(約1億1400万円)を上回る口座の預金総額は771兆7490億ウォンで、2022年末から3.1%減少した。