【産経新聞】日本、レーダー照射問題の解明棚上げも…韓国との防衛協力優先 東アジアの安保環境厳しく
木原稔防衛相と韓国の申源湜(シンウォンシク)国防相は1日の会談で、韓国海軍による海上自衛隊機への火器管制レーダー照射問題を巡る再発防止策に合意した。日本としては、韓国側が照射を否定し、事実解明がなされないままの曖昧決着となるが、安全保障環境が厳しさを増す中、防衛協力強化を優先した形だ。・不測の事態を回避
「(再発防止策で)海上自衛隊、韓国海軍も予期せぬ不測の事態が回避されることは歓迎すべきことだ」木原氏は会談後、記者団に説明した。