【産経新聞】潜水艦通過ルートでデータ収集か 人民軍艦艇による領海侵入、13回のうち11回が鹿児島沖
中国軍機による初めての領空侵犯からわずか5日後の8月31日、今度は中国海軍測量艦による領海侵入が確認された。日本政府は、中国軍が有事の際に潜水艦を太平洋に進出させて米軍艦艇を脅かすため、鹿児島県口永良部(くちのえらぶ)島沖や太平洋のデータを集める活動の一環と見て警戒を強めている。防衛省統合幕僚監部によると、これまで中国軍艦艇による領海侵入は今回も含めて計13回発表しているが、このうち口永良部沖が11回に上る。