日本の植民地統治に協力した「親日派」の土地返還求める訴訟、韓国政府の事実上敗訴が確定
【ソウル聯合ニュース】韓国大法院(最高裁)は19日、日本の植民地統治に協力した「親日派」とされる李海昇(イ・ヘスン、1890~1958)の子孫、李愚英(イ・ウヨン)グランドヒルトンホテル会長を相手取って政府が起こした所有権移転登記訴訟で、原告一部勝訴とした二審判決を支持した。ソウル高裁は、政府が李海昇の土地138筆を還収するために起こした同訴訟で李会長に対し1筆(4平方メートル)のみを返還するよう命じており、事実上政府側の敗訴が確定した。