【台湾】頼清徳総統「自らの実力に頼る平和だけが真の平和」、専門家は国防予算引き上げ提言
20日に就任した米国のトランプ大統領の台湾政策が注目される中、台湾の頼清徳総統は21日、東部・台東県内の陸海空軍の各部隊を視察し、「自らの実力に頼る平和だけが真の平和だ」と強調した。台湾の国防専門家は米国からの武器購入のため、国防予算の引き上げを検討するよう提言した。台湾・中央通信社によると、頼総統は「視察の目的は平時の訓練の様子を理解することだけでなく、さらに重要なのは持ち場を離れることなく国家の安全を守る国軍の兵士に対し、人々を代表して感謝することだ」とあいさつ。