【産経新聞】韓国大統領弾劾審判が結審、3月結論へ 尹氏「改憲と外交に集中する」と復帰に意欲

韓国の憲法裁判所は25日、「非常戒厳」宣布を巡り、弾劾訴追された尹錫悦大統領の罷免の可否を決める弾劾審判の最終弁論を開き、結審した。出廷した尹氏は最終の意見陳述で、弾劾が棄却されて職務に復帰することに意欲を示し、「任期後半は未来世代のために改憲と政治改革の推進に集中する」と強調した。尹氏は、閣僚らの弾劾訴追を乱発するなど政府を麻痺させようとした「巨大野党の暴走」や北朝鮮スパイらの暗躍で韓国が「亡国的な危機状況」にあったと主張。