【イタリア】水の都ベネチア 歴史的な建造物を傷つけるおそれがあるとして大型船の航行を規制へ
水の都として知られるイタリアのベネチアで、航行する大型船が立てる波が、歴史的な建造物を傷つけるおそれがあるなどとして、政府は大型船の航行を規制することを決めました。これは5日、イタリアのレッタ首相が関係閣僚や地元の知事などと会議を開いたあと発表したもので、観光名所の「サン・マルコ広場」近くでは、来年1月以降、総トン数4万トン以上の大型船の数を去年に比べ20%減らすほか、来年11月以降は9万6000トン以上の大型船の航行を禁止します。