【WMO】今年半ばにエルニーニョ現象か 世界気象機関が予測、日本は冷夏?
世界気象機関(WMO、本部ジュネーブ)は30日、南米ペルー沖の東部太平洋の水温が高くなる「エルニーニョ現象」が今年半ばごろに発生する可能性があるとの予測を発表した。エルニーニョ現象は全地球的に干ばつや洪水などの異常気象をもたらし、日本では冷夏、暖冬になりやすい傾向にある。WMOによると、現在はエルニーニョ現象も、逆に海面水温が低くなるラニーニャ現象も発生していない「中立」の状態だが、今年半ばあたりには小規模ながらエルニーニョ現象が発生する可能性があるという。