【ロシア】プーチン大盤振る舞いに"危険国家"が大喜び=米国の外交努力が困難に(東洋経済)
2014年夏にロシアがクリミアに侵攻して以降、欧米諸国は、経済制裁と国際的孤立をもたらすことによりロシアにウクライナ東部の反抗勢力への支援をやめさせる戦略に頼ってきた。しかし、ここ最近のプーチン大統領による外交上の連勝は、同戦略が功を奏していないことを示している。プーチン大統領は、欧米諸国が安全保障で大いに懸念する国々、特にイラン、北朝鮮、パキスタンとの間で大胆な施策を進め、最重要パートナーである中国に対しても、立場を優勢にしている。