【イタリア】山口のフグ、ミラノ万博へ…国産食材の多くがEUの食品安全規制に触れるが、特例措置で持ち込み可能に
【ローマ共同】イタリア・ミラノ国際博覧会(万博)の「日本館」イベント広場で24日、山口県が特産のフグの試食や調理実演を行う。イタリアが加盟する欧州連合(EU)はフグなど有毒な魚の輸入や流通を禁じているが、「万博特例」で持ち込みが実現した。ミラノ万博(5月1日~10月31日開催)は「食」がテーマ。しかし、日本館のレストランやイベントを主催する各自治体や団体が使用を希望するフグやかつお節など、国産食材の多くがEUの食品安全規制に触れるという問題が生じていた。