【ポーランド】脳死女性、55日間の延命治療後に子どもを出産
脳死に陥ったポーランド人女性が、55日間の延命治療後に子どもを出産した。病院関係者が19日、明らかにした。女性から生まれた未熟児には、重篤な合併症の兆候はみられないという。ポーランド南部ウロツワフ(Wroclaw)にある大学病院の新生児部門部長バルバラ・クロラク・オレイニク(Barbara Krolak-Olejnik)氏は、「このように17~18週目の初期段階にある妊娠状態を、これほど長期間維持することに成功したのは非常に珍しいケースだ」と語った。