【アメリカ】ノミや蚊が媒介する感染症、2004年以来3倍強に増大 米疾病対策センター
(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は1日に発表した報告書で、ダニや蚊、ノミなど人の血を吸う昆虫が媒介する感染症の症例が過去10年あまりで3倍強に増え、米国で「公衆衛生問題の増大」を引き起こしていると発表した。夏に向けて虫刺されに注意するよう呼びかけている。CDCによると、ダニや蚊などが媒介する生物由来感染症について米国で報告された症例数は、2004年の2万7388例から、16年には9万6075例へと激増した。