【フランス】地中海の海難救助船「アクエリアス号」が再び出航——海上の人命救助は急務
国境なき医師団(MSF)と市民団体「SOSメディテラネ」が共同運航する海難救助船「アクエリアス号」が8月1日、フランス南部のマルセイユから出航する。同船はアフリカから地中海を越えて欧州に向かう難民や移民の海難者を救助してきたが、マルセイユで1ヵ月以上の停泊を余儀なくされていた。■世界でも最も危険な航路
アクエリアス号は地中海中部で2年余り捜索・救助活動を行ってきたが、1ヵ月以上にわたり港に停泊するのは今回が初めて。