【フィンランド】右派連立政権発足へ 国民連合主導、「極右」も参加
4月のフィンランド議会選で第1党となった保守の国民連合は、欧州連合(EU)懐疑派で反移民を掲げるフィン人党など3政党と連立政権樹立で合意した。首相就任が確実なオルポ国民連合党首が15日夜、明らかにした。「極右」とも言われるフィン人党の政権参加は論議を呼びそうだ。《中略》
新政権で重要ポストを得る見込みのフィン人党のプーラ党首は「パートナー(の政党)と『劇的な変化』と呼べる移民対策に同意でき、うれしく思う」と述べ、移民の取り締まり厳格化を進める考えを強調した。