【政治】ドイツ、アフガニスタンに28人強制送還 タリバン復権後初 難民政策厳格化求める声高まる
ドイツ政府は30日、アフガニスタン人の「犯罪者」28人を強制送還したと発表した。アフガンでイスラム主義組織タリバン暫定政権が復権した2021年に送還措置を中断していた。ドイツでは23日に起きた刃物による刺殺事件で難民として入国したシリア人の男が逮捕され、難民政策の厳格化を求める声が高まっている。政府は声明で、送還したアフガン人は「有罪判決を受けた犯罪者で、ドイツに滞在する権利がなく、国外退去命令が出ていた」と説明。