【社会】東日本大震災の津波で宮城県気仙沼市から流された漁船を福井沖で発見
敦賀海上保安部(福井県敦賀市)は3日、福井県坂井市三国町の北西沖約76キロの日本海で、東日本大震災の津波で宮城県気仙沼市から流された漁船を発見したと発表した。この漁船は6月中旬に沖縄県近海で確認されたが、天候が悪く、回収できなかったという。漁船は同日夜までに敦賀市内の岸壁に陸揚げされた。同保安部によると、3日午前7時10分ごろ、貨物船から「無人の漁船(長さ約5.6メートル、幅約1.5メートル)が浮いている」と通報があった。