【伊勢新聞】都合主義の「表現の自由」…はだしのゲン閉架に議や苦情が殺到。「バトルロワイアル」は小説大賞選考で不快だと落とされた
▼原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」を子どもが自由に閲覧できない「閉架」の措置を取るよう松江市教委が全市立小中学校に求めたことに全国から抗議や苦情が殺到した▼「適切な対応」は少数派で大半は「表現の自由を侵す」などの非難。先の全日本教職員組合の教育研究全国集会でも「子どもの知る権利の侵害だ」の批判が相次いだ
▼そのうちどれだけの人があの重苦しい現物を通読したかは知らないが、首をはねたり、女性を乱暴したりする場面がある。