【原発事故】原子力規制委 福島第1原発汚染水漏れ 事故評価をレベル1からレベル3へ引き上げ検討
原子力規制委:福島第1原発汚染水漏れ 事故評価上げへ
東京電力福島第1原発の地上タンクから高濃度の放射性物質を含んだ汚染水約300トンが漏れた問題で、東電は20日、漏れる速度から、1カ月近くこの状態が放置されていた可能性があることを明らかにした。漏れた放射性物質の総量は約24兆ベクレルと推計され、原子力規制委員会は同日、原発事故の国際評価尺度(INES)で「レベル1」(逸脱)と暫定評価していた今回のトラブルを、レベル3(重大な異常事象)に引き上げる検討を始めた。