【朝日新聞】「安倍政権が秘密保全法案…許されぬ。報道機関の取材を制約し、国民の知る権利の侵害につながりかねない」
★秘密保全法案―権利の侵害は許されぬ
安倍政権は、秋の臨時国会に秘密保全法案を提出する。日本版NSCと呼ばれる国家安全保障会議の発足に向け、情報管理の徹底をはかる狙いだ。「防衛」「外交」「テロ活動の防止」などの分野で、国の安全保障に重大な支障を与える恐れがある情報を「特定秘密」に指定する。これを漏らした国家公務員らへの罰則は、通常の守秘義務違反より重い、最長10年の懲役が科せられる見通しだ。