【社会】除染計画に遅れ…環境省、見直し発表
環境省は、福島第一原発周辺の11市町村で国が直接進めている除染について、来年3月までに完了するとした当初の目標の達成が困難になったとして、計画の見直しを発表した。除染が終わらず、来年4月以降も作業が続けられるのは、福島県の飯舘村、葛尾村、川俣町、南相馬市、浪江町、富岡町、双葉町の7市町村。除染が遅れている理由について環境省は、避難している住民から、家の除染の同意を得るのに時間がかかったり、除染で出た土などを保管する仮置き場の設置が進んでいないためと説明している。