【国際】フランス、新安保理決議案提出へ=シリア化学兵器問題で…武力行使を含む制裁措置を可能に
【パリ時事】フランスのファビウス外相は10日の記者会見で、シリアのアサド政権に化学兵器の国際管理を求める国連安保理決議案を提出する考えを明らかにした。決議案は強制措置を定めた国連憲章第7章に基づき、違反した場合、武力行使を含む制裁措置を可能にする内容とされる。ファビウス外相によれば、決議案は10日中に提出され、アサド政権に対し、化学兵器に関する情報を全面開示した上で、廃棄への第1段階として直ちに国際管理下に置くことを要求。