【国際】「嘘をつかない」「周囲に親切に」。イスラム教徒と古き良き日本人は似ている。だからこそ「おしん」が人気…佐々木良昭氏
ソース(日経ビジネスオンライン 「イスラム・パワー」)
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――日本社会は、イスラム教に対する偏見が根強いとおっしゃられています。佐々木:1970年代までは、イスラム教に対する偏見はなかったように思います。しかし、80年代以降、日本人の中で急速におごりが芽生えた。いわゆる第3世界に対する差別的な意識が出てきて、「イスラム圏は自分たちより下の未開の地である」と見なすようになりました。