【国際】「現代の奴隷」世界に3000万人…財団が指標を発表
世界各国では約3000万人が「現代の奴隷制度」の下で暮らしている──こうした状況の
改善を目指した活動を行う「ウォークフリー・ファウンデーション(Walk Free Foundation、WFF)」が17日、調査結果をまとめて作成した指標を初めて発表した。WFFの定義によると、「現代の奴隷制度」には、人を「奴隷にする」ことのほかに、借金による束縛や強制的な結婚、子どもの売買や子どもからの搾取などの「奴隷のように扱う」こと、さらに、人身売買や強制労働も含まれている。