【社会】富士フイルム、コンパクトカメラ事業を縮小へ…「スマホへの流れ止められない。細々とやる」
デジタルカメラ市況は、2013年度上期の市場実績平均を見ると、レンズ一体型コンパクトカメラの出荷実績(同社調べ)が、前年比で約50%に落ち込んでいる。これについて富士フイルム 取締役 執行役員 光学・電子映像事業部長の田中弘志氏は、「よく言われるようにスマートフォンにとられている」と説明する。富士フイルムは、スマートフォン向けにカメラモジュールを提供しており、「要求されれば出すが、そこまでいるのかなという(スペックを)要求される。