【社会】富山強姦冤罪事件、被害者証言「家族からも見捨てられ、もうだめだと思った」「刑事に机をたたいて脅された」…国賠訴訟口頭弁論
2002年に富山県氷見市であった強姦冤罪(ごうかんえんざい)事件で、服役後に無罪が確定した柳原浩さん(46)が国などに約1億円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が21日、富山地裁(阿多麻子裁判長)であった。柳原さんが本人尋問で、有罪判決を受けた心境を「家族からも見捨てられ、もうだめだと思った。自分の意志とは関係なく、やったと思って刑務所に行くしかないと思った」などと証言した。