【福井】「真っすぐに成長してほしい」と願いを込めながら…七五三準備、越前市で「ちとせあめ作り」が最盛期(写真)
十一月の七五三を前に、昔菓子を手作りする越前市住吉町の朝倉製菓では、ちとせあめ作りが最盛期を迎えている。宮参りの祝い菓子として売られる棒状のちとせあめは、水あめと砂糖が原料で、朝倉製菓では煮詰めてからバターを入れる。「子どもたちが食べやすいように」と店主の朝倉英一さん(55)。「真っすぐに成長してほしい」と願いを込めながら、まだ温かいうちに板の上で細長く伸ばし、注文に応じた長さに切り分ける。