【トルコ】アジアとヨーロッパを結ぶ海峡横断鉄道が完成 構想150年、日本企業が技術支援

トルコ西部イスタンブールで、アジアとヨーロッパを隔てるボスポラス海峡の海底トンネル横断鉄道が日本の援助と技術で完成した。トルコ建国九十年にあたる現地時間の二十九日、開通式が行われ、日本の安倍晋三、トルコのエルドアン両首相が出席した。アジア側とヨーロッパ側を結ぶ鉄道整備で、総事業費は約三千九百億円。うち中心部分である地下トンネル(全長一三・六キロで海底部分は一・四キロ、四駅)などの建設は、日本の円借款(千五百億円余)で進められた。