【広島】「アニマルセラピーの効果を科学的に証明したい」…犬で癒し、うつ病改善を、三原市の獣医師らがアニマルセラピーの研究会
三原市の獣医師や県立広島大保健福祉学部の研究者たちが、アニマルセラピーの研究会をつくり、活動を本格化させている。今後、市内の福祉施設の入所者を対象に、犬との触れ合いの場を継続的に設け、認知症の進行抑制やうつ病改善などの効果を探る方針だ。同市古浜で犬猫専門病院を開く獣医師の保永高範さん(61)の呼び掛けで、昨年末に同大研究者や福祉施設関係者、ドッグトレーナーたち約10人で研究会を発足させた。