【熊本】「孫文と滔天の交流が日中関係の本来あるべき姿。私たち留学生が日中交流を深める懸け橋に」…中国人留学生、宮崎滔天の生家訪問
荒尾市の県指定史跡「宮崎兄弟の生家」に16日、九州大や熊本大などに通う中国人留学生グループが訪れ、辛亥革命を主導した孫文と地元出身の自由民権運動家・宮崎滔天(とうてん)(1871~1922)が交流した歴史などをたどった=写真。駐福岡中国総領事館(福岡市)の呼び掛けで留学生61人が参加した。孫文が2度滞在した滔天の生家跡では2人が会談を重ねた応接間や当時から残るウメの古木、隣接する資料館では孫文が贈った直筆の書などを見学。