【社会】安愚楽牧場元社長に懲役3年を求刑
栃木県に本社があった「安愚楽牧場」の元社長らが、「和牛オーナー制度」で保有する牛の数を過大に説明して出資を募った罪に問われている裁判で、検察は「架空の牛がいるように装うなど悪質だ」と述べて元社長に懲役3年を求刑しました。「安愚楽牧場」の元社長、三ケ尻久美子被告(69)と元専務の大石勝也被告(74)は、会社が経営破綻する前の平成22年と23年に、「和牛オーナー制度」で全国の192人に対して保有する牛の数を過大に説明し、出資を募ったとして特定商品預託法違反の罪に問われています。