【科学】南極大陸で約30年前に見つかった隕石、新タイプと判明…「地球にあまり飛来しなかったタイプの小惑星から来た可能性」
南極大陸で約30年前に見つかった隕石(いんせき)が新タイプと分かったと、国立極地研究所の木村真客員教授(茨城大教授)や今栄直也助教らが10日発表した。太陽系が約45億6000万年前に誕生し、ちりから小惑星ができる過程を詳しく探るのに役立つと期待される。論文は国際隕石学会誌に掲載される。今栄助教は「これまで地球にあまり隕石が飛来しなかったタイプの小惑星から来た可能性がある」と話している。