【政治】緊急事態規定、「憲法改正の優先事項」 自民・小坂憲次憲法改正推進本部長代理
自民党の小坂憲次憲法改正推進本部長代理は18日、憲法改正の優先事項として、改憲の発議要件を衆参の3分の2から過半数に緩和する96条改正に加え、外部からの武力攻撃や内乱、大規模自然災害が起きた場合の国の対応を定めた「緊急事態」規定の新設を挙げた。党主催のシンポジウムで語った。自民党は憲法改正草案で、武力攻撃などに対処するため首相が緊急事態宣言を発したり、内閣が法律と同じ効果を持つ政令を出したりできる「緊急事態」の規定を盛り込んでいる。