【北海道新聞】小保方さんの「万能細胞」 核エネルギーの封印を解いた後で起きた悪夢が脳裏をよぎる★2
★卓上四季 女王の教え
「いくらやったってだめ。ありそうもないことなんて信じられないわ」。そういって笑うアリスを白の女王はたしなめる。「それは修業が足りないからさ。私がおまえの年には、朝食前に、ありそうもないことを六つも信じたものさ」(ルイス・キャロル「鏡の国のアリス」から)
▼当初は権威ある科学誌「ネイチャー」から、「あなたは細胞生物学の歴史を愚弄(ぐろう)している」とまで酷評されたそうだ。