【社会】松阪牛の定義厳格化…移動制限など
三重県の高級和牛ブランド、松阪牛の生産者と関係自治体でつくる「松阪牛協議会」は6日の臨時総会で、松阪牛の定義を見直し、子牛を月齢12カ月までに松阪市などの生産地域に持ち込み、出荷まで地域内で育てる移動制限を付け加えて厳格化することを決めた。2016年4月から適用する。これまでは「出産経験のない黒毛和種の雌牛で、松阪市とその周辺地域で育てた期間が最長・最終の牛」とし、松阪牛生産地域で育てた期間が、それ以外の地域で育てた期間より一日でも長ければ松阪牛と認定していた。