【福島県】京都大大学院医学研究科の研究グループが結論 「被ばくによる将来のがん発症リスクは低い」
京都大大学院医学研究科の小泉昭夫教授(環境衛生学)らの研究グループは24日、東京電力福島第1原発事故に伴う避難区域に隣接する地区の住民を対象にした「放射線被ばく量調査」の結果を発表した。「被ばくによる将来のがん発症リスクは低い」としている。25日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載される。調査対象は、原発から20〜50キロにあり、避難区域に接する福島県の川内村▽相馬市玉野地区▽南相馬市原町区の3地区。