【社会】「どう救うか」企業防災、議論が必要 七十七銀行津波訴訟
★「どう救うか」企業防災、議論が必要 七十七銀行津波訴訟仙台地裁が25日に言い渡した七十七銀行女川支店津波訴訟の判決は、企業が行政機関のデータに則した防災マニュアルを備え、事前対策に従って避難行動を取った以上、結果的に犠牲者が出ても過失は問われないとの判断を示した。送迎バス乗車中に津波で亡くなった園児の遺族が訴えた日和幼稚園訴訟で、昨年9月の地裁判決は震災後の情報収集を怠り、マニュアルに反する行動をした園長の過失を指摘し、遺族の訴えを認めた。