【秋田】白神山地の世界遺産登録地域から7キロ 若木を食いつくすニホンジカ目撃 藤里町で昨年9月
★遺産地域に7キロ、ニホンジカ目撃 藤里町で昨年9月若木を食い尽くすなどして植生に影響を与える恐れのあるニホンジカが昨年9月、藤里町粕毛の上長場内地区で目撃されていたことが7日、分かった。白神山地の世界遺産登録地域から南に約7キロの地点で、これまでの目撃例の中では遺産地域に最も近かった。ニホンジカの生息域が白神山地に及べば、貴重な生態系に影響が出る懸念も広がるとして、秋田、青森両県と国でつくる「白神山地世界遺産地域連絡会議」は8日、学識者との会合で対策を協議する。