【裁判】クレプトマニア(窃盗癖)とも診断…認知症の影響考慮し、万引再犯の女性の実刑破棄、猶予判決 大阪高裁
★クレプトマニア(窃盗癖)とも診断…認知症の影響考慮し、万引再犯の女性の実刑破棄、猶予判決 大阪高裁2014.3.18 22:05
万引事件の執行猶予期間中に再び万引したとして、窃盗罪に問われた神戸市の女性被告(75)の控訴審判決公判が18日、大阪高裁で開かれた。的場純男裁判長は「認知症の影響で自制力が低下し、量刑上有利に考えるべきだ」として、懲役7月(求刑懲役10月)の実刑とした1審神戸地裁明石支部判決を破棄し、懲役10月、保護観察付き執行猶予4年を言い渡した。