【福島】里帰り出産が回復傾向
ふるさとに戻ってきて子どもを産む、いわゆる「里帰り出産」の数が、去年7月から9月にかけて原発事故前とほぼ同じ水準まで回復してきたことが県産婦人科医会の調査でわかりました。県産婦人科医会は、お産を扱っている県内の医療機関を対象に原発事故後の出産の状況について調査を行い、23の機関から回答を得ました。それによりますと、これらの施設での里帰り出産の数は、去年7月から9月までの3か月間で536件と、原発事故前だった平成22年の同じ時期の550件とほぼ同じ水準まで回復してきたことがわかりました。