【社会】シャープ新型パネル「MEMS」、鳥取で量産化へ クアルコムと共同開発
経営再建中のシャープが年内にも、提携先の米通信技術大手のクアルコムと共同開発した新型パネル「MEMS(メムス)ディスプレー」の量産に着手する見通しとなったことが17日、分かった。開発を手掛け、製造ラインを設けた子会社のシャープ米子(鳥取県米子市)で生産し、当面は自社製品に搭載する。シャープの独自開発の新型液晶「IGZO(イグゾー)」の技術を応用しており、新型パネルは色彩が鮮やかで液晶に比べ消費電力が少ないうえ、気温が変化しても画質が変りにくいのが特長。